生活創造家具>暑い夏を涼しく過ごすには

暑い夏を涼しく過ごすには

今年も暑い夏の季節が巡ってきました。
輝く太陽と碧い空、遠くに入道雲、アサガオ、ひまわり、夏祭り、夜空を彩る花火や縁日。かすかな夏の匂い、浴衣の帯に団扇をさしてそぞろ歩き。蒸し暑い日本の夏を少しでも快適に過ごすためのいくつかのポイントを挙げてみました。
打ち水をする。
打ち水が地面の気化熱を奪い、その周辺温度を下げます。一瞬一陣の涼風がス-ツと起こり立つ感じがします。
つる性の植物で窓面や外壁面を覆う。
植物の葉で壁面や窓を覆うことで、日光を遮り、葉の表面からの水分気化で周辺の温度を下げます。緑色は見た目にも爽やかで涼しく感じます。
よしずで日光を遮る。
背の高いよしずで家の南面や西面を覆って日光を遮る。これがけっこう効果的。よしずで外部からの視線を遮って部屋の掃きだし窓や縁側を開放します。部屋側には、よしずの陰ができて、よしずの隙間を通過する風は外気温より多少下がります。
遮光性のあるカーテンを使用する。
もし普通のカーテンが使われているなら、最近多く売られている遮光性の高いカーテンを入手して既存のカーテンと交換する。窓から部屋内に入る熱をしっかりカットすることにより、無駄に部屋内の温度を上げないことが肝心。
家の中の風通しを良くする。
家のなかでも風の通りのいい場所があるはず。その道を見つけて、風の入口と出口をそれぞれ適度に開けて風を通す。その途中に物を置いたり、仕切ったり、塞いだりしないことです。自然の風が家の中を抜ける気持ちよさを感じとれたなら涼しさ感も増します。
い草などの素材でつくられた敷物を敷く
い草などの少々堅めで断熱性のある素材で編まれてる敷物には表面に凹凸や隙があるため、足裏や体が表面に密着がしないのでサラサラ感が得られます。また、素材の感触も手伝って涼しさや爽やかさが感じられます。
体に密着しにくい衣料を身につける
ちぢみや紗などに代表されるように生地表面に凹凸や繊維間の隙があるもので作られた衣料は体と生地との間に多く空間ができるので、間に空気が流れ易く汗を発散しやすい。肌触りがサラッとしていて涼しく、見た目にもにも涼感を感じさせます。